ストライダーとへんしんバイクとどっちにしようか迷っている人もいると思いますが、我が家はブレーキがついているところを評価してへんしんバイクにしました。今回は、「へんしんバイク」を考えているけど、検討中で迷っている・・・という方に向けて、我が家の購入までの検討内容をご紹介したいと思います。公式HPで見落としがちな点や、子どもながらの個人差による検討ポイントなど、購入後のひと工夫など我が家がへんしんバイクを買うまでに経験・検討したことを紹介していきたいと思います。
1.「へんしんバイク」とは?
ストライダーと同じスポーツバイクに属する玩具(おもちゃ)です。玩具の中でも、自転車のように乗れることから「乗用玩具」というそうです。
(「へんしんバイク」紹介サイト/株式会社 ビタミンiファクトリー より)
ストライダーとは異なり、へんしんバイクはブレーキがついており、ペダルは取り外し可能という優れもの。ブレーキができなくて事故につながるったという話をちらほらと聞くので、ブレーキが付いている点を評価してへんしんバイクを購入しました。
上の紹介画像を見ればへんしんバイクの良さは一目瞭然なのでこれ以上の解説は割愛し、この記事では公式HPで見落としがちな点や、子どもながらの個人差による検討ポイントなど、購入後のひと工夫など我が家がへんしんバイクを買うまでに経験・検討したことを紹介していきたいと思います。
2.少し小さいサイズの「へんしんバイクS」もある
へんしんバイクには、少し小さいサイズのへんしんバイクSというものもあります。
公式HPでは平均的な成長で表現されており、へんしんバイクは3歳~6歳、へんしんバイクは2歳~5歳となっています。が、平均的な身長や股下での表現ですので、お子様の体格にあわせて吟味する必要があります。
後段でも触れていますが、2歳や3歳という月齢よりも一番ポイントとなるのは股下。足が届くかどうかが一番のポイントですので、可能であれば一度は試乗するのが確実ですね。
3.「へんしんバイクS」はネット販売以外も!
へんしんバイクSを試乗したくて、近所の自転車屋さん2店舗にいき、”「へんしんバイクS」試乗できますか?”と尋ねると、いずれの店舗とも”「へんしんバイクS」はネット販売限定なんですよ。”と。どちらも口を揃えて同じ回答なので信じきってしまいました。
ところが、別の日にへんしんバイクのことを調べようと、販売元のビタミンiファクトリーに直接電話。そのついでに、へんしんバイクSってネット販売限定なんですよねと話しの流れてつぶやくと、「いや、売ってますよ!!」って。
なんとっ!!
話を聞いてみると、サイクルオリンピックってとこで売ってるらしい。あの総合ディスカウントストアのオリンピック系列の自転車専門店サイクルオリンピックで取り扱っているとのこと。早速店舗検索して、電話してみると、普通に「ありますよ!」って。ってことで、試乗することができました。
試乗で息子は、へんしんバイクSは乗れましたが、へんしんバイクには乗れず。試乗したところで股下を測らせてもらったところ約35㎝。公式HPの解説の通りでしたが、この記載に気づいたのは試乗した後でした。
見た目でもわかるようにへんしんバイクSよりもへんしんバイクの方がタイやも本体も大きく、安定感は良かったです。へんしんバイクSには乗れましたが、成長曲線上いっぱいの息子の体重ではちょっと心もとなかったため、へんしんバイクSの購入は見送り、へんしんバイクに乗れるまで成長を待つことにしました。
平均的な身長、体重、股下のお子さんであれば、へんしんバイクSでも十分でしょう。後程も触れますが、へんしんバイクは公道を走ることはNGのため、公道を走れるようになるころには自転車の購入も検討視野にいれることとすれば、へんしんバイクSで早めからデビューして、へんしんバイクSが小さくなってきたら自転車を購入するという選択肢も十分にありだと思います。
4.販売元のビタミンiファクトリーで直接買える!Sも買える!
我が家が購入したのは黄色ですが、黄色は一番人気で、公式HPを見るとよく品切れ(入荷待ち)となっていることがあるくらい。自転車屋で購入しよういくつかの店舗を回るも、黄色はありませんと何度も言われました。
結局は自転車屋で購入したのですが、販売元に問い合わせしてみると販売元のビタミンiファクトリーにいけばその場で売ってくれるそうな。へんしんバイクSも直接購入できるようでした。
実際に販売元までいって購入はしていないので雰囲気はわかりませんが、クリスマスプレゼントや進級祝など狙っている日に間に合わない場合、近くにお住まいの方や、自転車屋で希望の色が品切れなどの場合には、販売元のビタミンiファクトリーまで行くのも手段の一つですね。ちなみに場所は、東京都渋谷区神宮前です。車でいければよいですが、電車やましてや自転車でとなると、購入後の持ち帰りはとっても大変なので、現実的ではないと思いますので、ご留意ください。クリスマスイブで急遽どうしてもなんて場合には、ありですね。
5.大事なのは身長じゃなくて”股下”
当然のことですが、サイズの検討においては身長ではなく股下での検討が重要です。これは公式HPで紹介されている解説画像です。2歳児の身長83㎝の女の子のイメージがありますが、身長ではなくサドルまでの高さ(股下の長さ)を見てください。
(「へんしんバイク」紹介サイト/株式会社 ビタミンiファクトリー より)
身長や体重は成長曲線の上一杯(+2SDぎりぎり)の息子ですが、股下は私に似て平均程度。そう、要は胴長短足(ムスコよごめん)。重心が低くて安定感がある体系とも言えます。
うちの子の場合、身長は上イメージ画像の女の子より少し大きい程度ですが、股下は「へんしんバイクS」がちょうど。2歳から乗れる「へんしんバイクS」という紹介もされていますが、月齢や年齢よりは、股下が32㎝以上か37.5㎝以上かを確認するのがよいです。
公道はNG!?
これを知ったのは購入後。自転車屋でブレーキの調整をしてくれている時に「これおもちゃ扱いなんで、公道は走れませんのでその点注意してくださいね」と。
・・・
えー!!!まぢか・・・
だからといって、何か支障をきたすものではないのですが、そんなことを気にしていなかったので、なんとなく衝撃。公式のQ&Aを見ると確かに記載がありました。「乗用玩具」というジャンルにあてはまり「自転車」には含まれないため公道を走ることができないということです。
駅前のスーパーまで子どもと買い物の行く時など、へんしんバイクに乗るのが楽しくなった子どもは、どこに行くにもへんしんバイク。駅前の交番前を通る時、親は注意されないかびくびくしながら通りますが、おまわりさんもそこは忖度(そんたく)してくれています。おまわりさんの為にも、どこの交番とは決して記載できません(><)
ですが、どちらにしても公道は危険ですので、広い公園や家の前の私道などルールを守って乗りましょう。
6.裏技「サドルストッパー外し」
股下の長さが足りなかったのですが、体格を考慮して、タイヤが太くて走行性のより安定している「へんしんバイク」を購入しました。
似なくていいところが私に似て、股下が短い息子。股下35センチと、推奨の37.5㎝に届かない少し早いかなというタイミングでしたが購入に踏み切ってみました。
案の定、ぎりぎり届かなかったのですが、ちょっと一工夫。公式的には安全が保障されないので自己責任の範囲という前提ですが、サドルのストッパーを外すと2㎝ほど下がり、股下35㎝の息子でも乗れるようになりました。
通常は、サドルの下に高さを固定するストッパーがありますよね。ストッパーが付いている状態は、こんな感じ。
このサドルのストッパーを外すと、ストッパーがあった部分まで下げられるので、
このように2センチほどさらに下げることができます。
ストッパーが無いのでサドル部分が多少、回転してずれてしまいますが、子どもには関係ない様子。この状態で何度か乗っているうちに、すいすい乗れるようになりました。
この裏技を使う人のために。このストッパーを戻す時に1/2の確率で苦戦します。分かっていれば全く苦労しないのですが、このストッパー、よく見ると上下が決まっているのです。
リングの内側をよく見ると、写真の奥側に段があるのがわかるでしょうか。この段がついている方が上(サドル側)になります。自転車本体にこのストッパーを戻すときに上下を間違えると、どんなに頑張ってもくっつかなくて、途方に暮れてしまいますので注意してください。(こんな金具に上下があるなんて思わないですよね。)